Okahata – 岡畑興産株式会社-
わざわざ来たくなる場所、 リラックスと集中が共存するオフィス
CONCEPT
「リラックスしつつ集中でき、取引先の皆さまと一緒にひらめきが生まれる空間」をテーマに設計・施工を行いました。 訪れる人が自然と集まり、会話から新しいアイデアが広がっていく。 そんな“わざわざ来たくなる場所”を実現することを目指しました。
PLANNING
古い学校のような佇まいだった自社ビルを全面改修し、外観からインテリアまで一貫したプランニングを行いました。半地下には『SHOE DOG』に着想を得た靴工房を設け、1階には靴型テーブルを据えたラウンジを新設。 2階はフリーアドレスの執務エリア、3階は雑談や会議に対応するコラボレーションエリアを整え、交流と発想が広がる空間としました。
DESIGN
岡畑興産様の業務の基盤であるフットウエア事業と化学品事業をモチーフに、それぞれの事業を象徴するカラーイメージを取り入れました。 また、フロアごとのつながりを意識し、事業の多様性と一体感が両立する構成を実現しています。










岡畑興産本社オフィスの設計・施工にあたり、私たちが目指したのは「リラックスしつつ集中でき、取引先の皆さまとひらめきを共有できる空間」です。
単なるオフィスではなく、訪れること自体が楽しみとなり、自然と人が集まってアイデアが広がっていく――そんな“わざわざ来たくなる場所”を形にしました。
集まる、話す、ひらめく――発想が広がる空間
本プロジェクトでは、古い学校のような佇まいだった自社ビルを全面改修し、外観デザインから内部空間まで一貫してプランニングを行いました。
建物全体を新たに生まれ変わらせることで、企業の文化や事業の象徴をオフィス全体に反映させています。
デザインの軸としたのは、同社の基幹事業であるフットウエア事業と化学品事業。
それぞれを象徴するカラーを取り入れ、フロアごとに機能を分けながらも、全体での一体感を感じられる空間に仕上げています。
素材も各エリアの用途やイメージに合わせて選定し、触感や質感、耐久性にも配慮しました。
また照明計画では、執務エリアの集中しやすい光色や、ラウンジ・コラボレーションエリアの間接照明による居心地の良さなど、空間ごとの特性を最大限引き出しています。
空間構成にも工夫を凝らし、半地下にはナイキ創業者フィル・ナイト氏の著書『SHOE DOG』に着想を得た靴工房を設け、ブランドの原点を体感できる象徴的な場に。
1階には靴型のビッグテーブルを据えたラウンジエリアを新設し、仕事の合間に立ち寄りたくなる交流の拠点としました。
2階はフリーアドレスの執務エリアとし、ハーマンミラーチェアを全席に導入。
止まり木カウンターやサブチェアを配置することで、自然にコミュニケーションが生まれる動線を計画しました。
3階はコラボレーションエリアとして、雑談や会議から自由な発想が広がるようデザイン。
家具にもこだわり、ビッグソファーやミッドセンチュリー期のラウンジチェアを配置しました。
壁面ホワイトボードに囲まれた会議室や事業カラーを全面に取り入れた会議室など、目的に応じて使える多彩な空間を整えています。
こうして岡畑興産様の事業や文化を空間に映し出し、リラックスと集中、交流と創造が同居するオフィスが完成しました。
本プロジェクトが紹介されました。詳しくは記事をご覧ください。
岡畑興産本社オフィス事例|東リ 住まいとインテリア
シン・本社へようこそ|岡畑興産株式会社
アイデアが集まる新本社始動 岡畑社長インタビュー|化学工業日報 電子版
DATA
| 施工 | 2025年2月 |
| 所在地 | 大阪市中央区 |
| 用途 | オフィス |
| 設計期間 | 2023年1月-2023年8月 |
| 施工期間 | 2024年9月-2025年2月 |
| 延床面積 | 約1000.00㎡ |
CREDIT
| 施工・設計 | ㈱DIGWORKS22 |
| 設計 | ㈲エムスリーデザインワークス 千原 さくら |
| 照明計画 | DAIKO |
| 家具 | FLYMEe |
| 担当者 | 与那城 豊/中村 真也 |